先日、休みを利用して知人と旅行に行ってきました。

行き先は本州の最も西にある山口県の下関と九州の博多です。

降車駅は北九州市の小倉駅で帰りの乗車駅は博多でした。

交通手段はかなりの長距離にもかかわらず新幹線を使いました。

出張で使われる方にはすっかりおなじみで今の時代には欠かせない乗り物です。

個人的理由などにより飛行機は嫌だったので知人を説得させたのですが、

場所によっては意外と新幹線の方が早くて便利だったりするのです。

 

 

 

 

飛行機は乗っている時間よりも空港に出るまでと降りてから目的地までの

アクセスや時間を要する場合があります。

私の住んでいる地域からだと羽田空港に出るとなると逆の方角になる上に時間と手間が

あったのも理由のひとつで、10時半過ぎには九州に足を踏み入れることが出来ました。

昔、高校の修学旅行で山陽方面への往復に新幹線を使った際は

慣れていないこともあり、すごく長く感じたものでしたが

今回はそんなに苦にはなりませんでした。

乗車時間は往路とも4時間30分弱～5時間弱でしたがお喋りをしたり、

本を読んだり、アルコールやおつまみを買って一杯やればあっという間です。

列車の場合は適度に席を立ったり好きな時に飲食ができるのが利点です。

 

今は車両が高速化し食堂車や二階建て車両も姿を消してスピード重視の時代になっていて

新幹線もかなり変わったという印象がありました。

ほとんどの列車が全車禁煙になっているので一部の車両に『喫煙コーナー』

（5人程が一度に入れる空間になっていました）というものが存在し、

窓際席の足元にはコンセントを差す電源があるんですね。

充電器さえ持っていれば充電も思いのままです。

ほとんどの人が今は携帯やスマホを持っているからでしょうか、

以前はたくさんあったはずの公衆電話が

車内を少し歩いた感じではほとんど見つかりませんでした。

乗ったのが平日ということもありましたが、車内は非常に静かでお客様の

大半はパソコンやスマホなどをいじったりする程度・・・。

乗客の大半は席を立つのはトイレに行くか煙草を吸う時くらいで

半ば『走るオフィス』といった感じでした。