スタッフ日記
パールホテル茅場町のスタッフ日記です。
奥多摩 海沢の三滝
8月初め、雨上がりの晴天を狙って、 都民の身近な自然スポットである奥多摩へ、滝を観に行きました。
当初は、直瀑系で有名な百尋の滝を見るつもりで行ったのですが、 6月の大雨で橋が崩落したとの事。急きょ現地で予定変更し、海沢の三滝へ行くことに。
三滝まで徒歩で片道3時間半と聞いたときは、ちょっと心が折れそうになりましたが、 そこは堪えて、朝8時奥多摩駅を出発です。
駅から歩く事20分余り、そろそろ民家の限界点。
トンネルをくぐったり、人気のないキャンプ場を 横目に過ぎたりして、 最後の民家をはるか過ぎてから2時間半余り、 たったひとりも歩いている人に出会いませんでした。
旅の友は、虫や鳥たちです。 山間に入り、川と並走する間、 若い白鷺がずっと横を飛んでいました。
さてそろそろ、一つ目の滝が見える頃ですが、、来ました。
三ツ釜の滝
三ツ釜と名がついているのは、 もちろん各滝の下に釜(滝壺)があいているからで。
二番目の釜を覗いてみます。 滝壺は直径5メートルほど。深い緑青が清涼です。
次は、歩く事10分足らずで、二番目の「ねじれ滝」へ到着。 したのですが、私の技術ではまともな写真が撮れずじまい。。 ねじれというよりは、繊細で立体的に美しい滝でした、と言うに止めます。
さて、ねじれ滝を過ぎ、20分ほど道なき道の登山道を行きますと、 だんだん水の音が大きくなってきます。
大滝
百尋の滝には及ばないですが、 これも約20メートルの高さがあります。 これは山中からの遠景ですが、そばへ行くと中々の迫力と風圧です。
水温はまだ低く10度ほどだったように思います。 都心では味わうことのできない澄んだ水の冷たさと、 清澄な山気に、寸刻疲れを忘れました。
途中、大滝へ着く直前で、 一番客らしい壮年の方とすれ違い、 互いの労と喜びを分かち合い別れました。 これもよい思い出です。
奥多摩は、季節を問わずさまざまに楽しむことができます。 日帰りでいける自然観光としてお勧めです。
帰路の一枚
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